マイコースと勾配ナビ¶
よく走るコースのルートを登録しておくと、走っている間、これから先の上り・下りを、手前で声でお知らせします。距離やペースを知らせる 音声ガイド が「今」の情報を伝えるのに対し、勾配ナビは、コースの先の地形を、先回りして伝えます。
例:「この先、上り5パーセント、300メートル」
あわせて、コースから外れたときと、戻ったとき、周回コースの周回数も、声でお知らせします。
例:「コースから外れました」「コースに戻りました」「2周目」
準備:コースを登録する¶
- 地理院地図などで、走るルートを作り、GeoJSON形式のファイルとして保存します
- メイン画面の「コース」カードから「コース管理」を開き、右下の「コースを追加」で、ファイルを選びます
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コースの名前をつけて、登録します
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標高が入っていないファイルは、登録するときに、国土地理院の標高データから補います(1回だけ取得して保存します)。標高を取得できなかったときは、勾配の案内は出ませんが、コースから外れたときの案内は使えます
- ルートの始点と終点が近いときは「周回コース」、離れているときは「片道コース」として扱います。周回コースは、何周でも続けて案内できます
- 登録したコースは、ご自身のアカウントにだけ保存されます。選んだコースは端末にも保存されるので、通信できない場所でも使えます
登録できる件数¶
プランによって異なります。無料プランでも、1件登録できます。件数は、コース管理の画面に「登録 ○/○件」と表示されます。
プレビューで確かめる¶
登録したコースを開くと、地図の下に、横軸が距離、縦軸が標高の断面図が出ます。案内の対象になる勾配の区間は、色で示されます(上りは赤、下りは青)。グラフをなぞる、または地図をタップすると、地図とグラフの同じ位置に印が出るので、「どこが何パーセントの坂か」を、走る前に確かめられます。
使い方¶
- 記録を始める前に、メイン画面の「コース」カードで、走るコースを選びます(選ばなければ、コースの案内は出ません)。記録中は、コースを変更できません
- 記録を始めて、コースを走ります。コースのどこから走り出しても構いません。走り出してしばらく進むと、コース上の位置が確定して、案内が始まります
- 勾配の区間の手前と、コースから外れたとき・戻ったときに、声でお知らせします
細かく設定できる項目¶
設定の「音声ガイド」の中の「コースガイド」で、案内の出し方を調整できます。
| 項目 | 何を決めるか |
|---|---|
| 勾配区間の下限 | 何パーセント以上の坂を、案内の対象にするか |
| 勾配区間の長さの下限 | どのくらいの長さの坂から、案内の対象にするか |
| 手前で知らせる距離 | 坂の何メートル手前で知らせるか |
| ルートからの許容距離 | ルートからどれだけ離れたら、「外れた」と見なすか |
| 外れと判定する連続回数 | 何回続けて離れたら、「外れた」と判定するか(一瞬のGPSのずれで、外れたと言わないための設定です) |
| 進行方向の許容 | コースの向きと、どれだけ違う向きまでを、同じ向きと見なすか |
| 探す範囲(予測位置の前後) | 予測した位置の前後、どこまでを探すか |
| 「コースに戻りました」を言う | 戻ったときの案内の、オン・オフ |
| 周回数を言う | 周回コースで「2周目」と言うかの、オン・オフ |
「外れた」の誤判定が多いときは、許容距離を広げるか、連続回数を増やしてみてください。
「今どこを走っているか」の見分け方¶
コース上の位置は、GPSの位置だけでなく、走った距離と、進んでいる向きもあわせて判断します。位置だけで決めると、八の字のように交差するコースや、同じ道を何周もするコースで、別の場所と取り違えやすくなるためです。
仕組みと、作り物のコースで試した結果は、「コースのどこにいるか」を、GPSの点だけで決めないで紹介しています。
作り物のコース(周回・八の字・起伏のあるコース)に、GPSの誤差を加えた走行データで、次の場面を確かめています。何周も続けて走る、コースの途中から走り出す、八の字の交差、コースから外れる・戻る、逆向きに走る。
向いているコースと、知っておいていただきたいこと¶
- 平らなコースでは、初期の設定では、勾配の案内がほとんど出ません。 実際に試したコースでは、高低差が約2 mの平らな周回コースで、案内の対象になる区間は0か所でした。高低差が約27 m・全長約9 kmのコースでは、初期の設定で1か所(長い下り)でした。もっと小さな坂も知りたいときは、設定の下限を下げてください
- 標高は、地形のデータの値です。高架や橋の上でも、路面の高さではなく、下の地面の標高になります
- 交差する角度が小さいコースや、2本のルートが許容距離より近くを並んで通るコースでは、場所を取り違える場合があります
- 高いビルの多い場所やトンネルでは、GPSの誤差が大きくなり、「外れた」の誤判定が増えることがあります
- 登録したルート以外の道(枝道)に入ると、「外れた」扱いになります。枝道も走るときは、別のコースとして登録して、記録の前に選んでください
- コースから外れている間は、勾配の案内は止まります
- 現時点では、GeoJSONの形式のみ読み込めます。記録にコースの情報は保存されません(選んだコースは、その記録中の案内にだけ使います)
- コースガイドは新しい機能です。実際の走行での判定の細かさは、これからも調整していきます
関連ページ¶
- 音声ガイド(記録中の読み上げ)
- 「コースのどこにいるか」を、GPSの点だけで決めない — テックノート No.9
- 記録の見方 — 記録の高低差(上り合計・下り合計)の見方
- トラブルシューティング